こんにちは。市ヶ谷 オアフ整体院の尾頭です。
先日、テニスの大坂なおみ選手が全豪オープンで優勝という快挙を成し遂げました!

感動を頂きましたね。おめでとうございます。
ということ本日はテーマはスポーツにちなみ……
スポーツ選手の約30%がなるという腰の怪我。
”腰椎椎間板ヘルニア”と”腰椎分離症”の状態・原因・症状。
この3つの違いについてお話していこうと思います。
当院では、私が腰椎分離症、南雲先生が腰椎椎間板ヘルニアという、ある意味良い見本がおりますので、ぜひ以下をお読みになって、ご相談頂ければと思います。
1、状態
まずは状態の違いです。
大まかにいうと、椎間板ヘルニアは骨と骨の間の椎間板(軟骨)に異常が発生していて、
分離症は骨に異常が発生している状態です。
下の図をみるとわかります。

この写真では、左が腰椎椎間板ヘルニア、右が腰椎分離症の状態を表しています。
腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板(軟骨)が飛び出て、脊髄(神経)を圧迫している状態。
腰椎分離症では、腰椎(背骨)の後方が折れている(骨折)状態。というのが見てとれます。
腰椎分離症は子供の頃に発生していたが、それに気づかずただの腰痛だと思って過ごす方がいます。何か違和感があれば一度相談してみましょう。
2.原因
同じ腰の怪我でも原因は何でしょう。別々に見ていきます。
①腰椎椎間板ヘルニア
ヘルニアというのはスポーツ選手以外にも起こりうる怪我であり、原因は様々になります。
例としては
中腰姿勢での長時間のトレーニング、
重い荷物を運ぶような動作や不良姿勢、
また喫煙やストレス、遺伝なども関係あるといわれてます。

②腰椎分離症
腰椎分離症は’腰椎の疲労骨折’と診断され、成長期のスポーツ選手に多い怪我です。
こちらも例をあげると
ひねる、ジャンプなどの繰り返し動作、
過度な反るという動作が原因に多いです。

③共通点
この二つの共通点としていえることが、
過度な激しい運動という事です。
最近では高校野球連盟の球数制限というのも話題になり、
身体への負担を考えながらトレーニングや試合に挑むべきではないかと考えられます。
3.症状
①腰椎椎間板ヘルニア
軽度の場合:お尻にチリチリとした軽い痺れ、だるさ
重度の場合:足の感覚が無く、下半身がスムーズに動かない
②腰椎分離症
軽度の場合:背中から腰にかけて鈍痛、だるさ
重度の場合:下半身にしびれ、常に腰が重い
2つの症状を比べてみると、下半身に対するしびれ、だるさなど共通しているところがあります。
何故かというと、2つとも脊髄から下半身に繋がる大きな神経である坐骨神経に影響を及ぼすからです。
まとめ
ここまで、腰椎椎間板ヘルニアと腰椎分離症の様々な違いについてお話してきましたが、
もしここまで話してきたような症状が出ているのあれば、必ず一度医療機関へ受診しましょう。
そこで分かった結果をもとに、オアフ整体院に来て頂けることでより良い施術がご提供することができます。
ぜひ一度オアフ整体院の施術をお試しください。
